芯にまっすぐ当たれば、その力はどこにも逃げることなく、相手に全て伝わります。
芯ではなく、外れた場所に当たれば、その力は逃げてしまいます。
コマを回しているとして、きれいに上から芯をトンカチで叩ければ、床に突き刺さるでしょう。
外側を叩けば、倒れます。
釘でもそうです。
真ん中を打ち抜けば、きれいに入っていきます。
打つ方向が曲がっていれば、釘は真っすぐには入りません。
回転扉もそうです。
外側の扉を押せば、回転して扉が動いて中に入れます。
真ん中を押しても、入れません。
しっかりそこは芯を捉えているから、ぶつかるんです。
この原理は何をするにも役に立ちます。
挨拶でもそう。
パンチやキックをするのもそう。
相撲で相手を押し出すのもそう。
タックルもそう。
サッカーのパスもそう。
子どもは毎日、教科書の音読をします。
大きな声で読めばよいわけではありません。
相手の真ん中を感じて、そこに向かって読んでいきます。
離れていても、目がそちらに向いていなくても構いません。
きちんと意識が相手の真ん中にいっているかです。
そして、放つ声が相手の真ん中に当たっているかが大切です。
真ん中に当たっていれば、その力は逃げませんから、相手に全部ぶつかります。
相手は逃げようがありません。
相手に全部伝わるのです。
この精度を上げていくわけです。
子どもの運動能力を上げる空手教室は、コロナの制限がなくなったら、広く一般に募集をかけてやろうと思っています。
興味がある方はブログをのぞいてみてください。
一緒に練習しましょう。おもしろいですし、楽しいですよ。
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